ホームこのツアーの詳細を見るページを閉じる  
ツアー体験記
[ニューヨーク発]メトロポリタン美術館 解説ツアー

 
※下記の情報は2006年8月現在のものです。行程等、実際のツアーと異なる場合がございます。
 
  世界4大ミュージアムの一つであるメトロポリタン美術館。
膨大な数の作品郡の中から、美術専門の日本語ガイドさんが
お勧めの必見作品を紹介してくれるそうです。
さー、どんなツアーになるのかな。楽しみです。

12時半、メトロポリタン美術館の入口を入ってすぐ左奥に集合!
イメージ写真
メトロポリタン外観。
とても大きすぎて、とても全部は入らない…とにかく大きな美術館です。

集合場所でガイドさんと合流、
そして入場の際につけるメトロポリタンバッチをもらいました。

これをつけていれば、その日一日出入りが自由なのです。
今日の色はピンク。日によって色が変わります。かわいらしいのでお土産にもなります。
その後、ガイドに使うイヤホンをもらい、説明をしてもらって、さぁ出発。

下の写真は入ってすぐのホール。
ちょうど私達がこのツアーに参加したときに、デコレーションをしている最中でした。
これも寄贈だそうで、入り口に「生」を―ということで、いつも植物がかざられているそうです。
イメージ写真
まずはじめはギリシャ美術。
この部屋には、古代ギリシャ人が使用していた多くの水がめが展示されていますが、
ほとんどは破片をかき集めて修復されたもの。
イメージ写真
しかし、これは唯一無傷の水がめで、なんと2500年前のものというから驚き!
しかも、とても繊細な絵が描かれていて、どこが繊細かは…
ガイドさんの説明を聞きながらぜひ自分の目で確かめて!

これはクラテルボールというもの。
イメージ写真
この絵にはちゃんとストーリーがあって、
この逆三角形、左右対称のこの形はニューヨークのあるものを思い出させるという…
さてそのあるものとは何なのでしょう?

続いてやってきたのはエジプト美術。
ここはデンドゥール神殿と呼ばれているメトロポリタン美術館の自慢の一つ。
イメージ写真
これはエジプト政府からの寄贈で、エジプトからなんと
700ピースにも分解して運ばれたのだそう。夜はライトアップされるそうです。

このミイラ。顔がない?!
実は当時、身分が高いこれらのミイラの顔は盗まれてしまったのだそうです。
イメージ写真
エジプト美術から日本美術へ。
これはボックス型の印籠。
イメージ写真
この美しい葡萄のツタの模様は
まるでアールヌーボーのインスピレーションを与えるかのよう。
イメージ写真
当時、この絵を見て、人々はおどろいたそうです。
なぜならこの絵には西洋美術にはない何かが…それが何なのか? 考えてみよう!

これはニューヨーク、クィーンズに彼だけの美術館をもつイサムノグチの作品。
イメージ写真
この作品は水の音を楽しむものなのだそうで、
水の音が聞こえやすいような仕掛けになっているとか。
石を削って、二面性を同じ向きにみせて出来たこの作品、
「自然のものに、人間の知恵が加わって美が現れる」のだそう。さすが芸術家…

残念ながらアメリカ館が閉鎖していたので、急遽コース変更して訪れたここは中国美術。
イメージ写真
ここはアスター庭園といって、アスターファミリーのミセスブルックという人が
メトロポリタン美術館100周年記念に造ったのだそうだ。

この作品、墨で書かれた絵かと思いきや…違うんです。さて何でしょう?
イメージ写真
下の絵の画家、ヤン・ファン・エイクは約600年前に油彩画法を発明した人であり、
油絵をめざす者の目標で、注目のアーティストの1人なのだそうだ。
イメージ写真
速乾性でない油絵は、乾かしながら、時間をかけてじっくりと時間をかけて描かれたもの。
この巧みな、そして繊細な技術ぞぜひ自分の目でじっくりと見てみて。

美しいステントグラスもメトロポリタンのみどころ。
イメージ写真
秋の夕暮れ時の紅葉は色合いがみごと。
そのすぐ近くにはティファニーのステントグラス。
朝日のシーンに書かれた藤棚。この背景のピンクは日本の桜のよう。
ため息がでるほど美しいのでぜひお見逃しなく!

ここはメトロポリタンの中心部、ルネッサンス彫刻。
イメージ写真
この時代の彫刻は金粉でデコレートされているのですが、
この彫刻は木がそのまま使われています。この像の後ろ側を見てください。とても細かい…

これはエドガー・ドガの作品。
イメージ写真
フランスの日常の風景。この絵の色使いにはさりげなくフランスを思わせる部分が…
そして、もう一つ。鏡に映っているものに注目。

これはポールセザンヌの作品。
イメージ写真
実はこの絵、かつてモネが持っていた作品なのだそうだ。
モネの作品は輪郭がぼやけているのが特徴だが、これは再ペイントされ、輪郭がはっきりとしている。

これは現代アート。
イメージ写真
ほとんどの人がこの絵を見て「なんだこりゃ?」と思うのではないでしょうか。
しかしガイドさんいわく、「ここがニューヨークだからこそ、これをみてほしい」と。

ヨーロッパにないアートを増幅させようとして誕生したドリッピングという方式。
この絵はニューヨークで誕生した絵なのだそうです。
そして、これがニューヨークなのだ…と。さてこの絵に込められた意味とは?

この意味を聞いて、初めて私はこれらの「めちゃくちゃ」に見える
現代アートや抽象画にもちゃんと意味があるのだと言う事を納得した感動の瞬間。
かなり印象に残りました。

そして、約2時間のツアーが終了。

ツアーに参加したみなさんのひとりひとりが「すごくおもしろかった!」と大満足げ。
私は絵画の知識がゼロなので、良さも楽しさも今までまったく理解できなかったのですが、
このツアーに参加したおかげで、その作品の良さ、作品に込められたメッセージなど
絵画の見方がなんとなく分かったような気がしました。

絵画に興味のない方でも、このツアーに参加したら謎がとけたり
「なるほど!」と思える発見があり、とても楽しめると思います。

ツアー終了後、ガイドの橋本さんが少しお話をしてくれました。
お客さんに「しょっちゅうここに来て、飽きませんか?」と
よく聞かれるそうですが、全然飽きないのだとか。

その理由は「型を決めてしまうと同じ説明になってしまって飽きるので、
型を変えて毎回違う方法でガイドをしている」からなのだそうです。

どうしたらお客さんも自分も絵を楽しめるのかを考えながら
ガイドしているといい、そして、いろいろなことを説明しているとき、
「あ、もしかしたらこの作品にはこういう意味もこめられているのかもしれない」とか
「この絵とあの絵は実はつながっているのだ」と突然閃くことがあるのだそうです。

ニューヨークがサラダボウルと言われるように、
メトロポリタンも世界各国の色々な文化が入り混じったサラダボウルで、
そこがメトロポリタン美術館の良さなのだそうです。
ぜひみなさんも参加してみてください!


© 2007 JTB Travel Network Company. All rights reserved.